世田谷の日々陶芸

世田谷区烏山地域で陶芸活動をしていました。

2019年10月

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明日・明後日(10/30~10/31)の両日、世田谷区民会館にて「いきいきせたがや文化祭」が開催されます。皆さんの作品を展示しようと計画していたのですが、シルバーのコーナーではシルバー会員の作品に限るとのお達しがあり、スタッフの作品を展示することになりました。もしお時間があれば、是非お立ち寄り下さい。Ryo

今日は長くなりますが、金継ぎによる花器の修復の一部始終をご覧下さい。
①この花器の縁の部分の欠損を修復します。
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②10分硬化のエポキシに、硬度を高める為の骨材として珪石を加えます。エポキシは硬化しても体積が変わらないのが最大の利点です。
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③欠損部分をエポキシで埋めます。少し多めに盛ります。
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④エポキシで埋めて形を整えました。
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⑤硬化したエポキシを削り形を整えたら、漆の代用としてベンガラ朱色のカシュー塗料を塗ります。金箔の光沢を高めるには、このベンガラ朱色が一番良いそうです。
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⑥カシュー塗料が乾燥する前に、金箔を貼り付けていきます。金箔は重ねて貼り付けても大丈夫です。
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⑦貼り終わった金箔の余分な部分を筆で落とします。これで金継ぎの完成です。黄金の腕に乾杯 !
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 1週間分、一挙に掲載しました。お疲れ様でした。Ryo

DSC_0193十代田さん

ガレの器を参考に綺麗な器ができました。もう少し鮮やかな色相をめざした
そうですが、品のいい秋色で何を入れるのかたのしみです。 j-k

フリーで参加の Y さんの愛らしい亀さんたち。小皿で使った練り込み粘土の残りで作ったとのこと。
「亀出した私ダメか ?」「亀の子の目か ?」「私、亀貸したわ」「余も亀かもよ」すべて亀の付く回文(始めから読んでも、終わりから読んでも同じ文)です。わたし負けましたわ。Ryo 
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DSC_2185古市さん
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