1979年、年末の各音楽祭はサザンオールスターズのこの名曲を黙殺した。同様にこの年の芥川賞は、村上春樹「風の歌を聴け」を評価せずスルーした。それは、既成の権威と大衆感覚の乖離を表面化させ、同時に価値観の分散化を象徴する出来事でもあった。流行り歌に限らず、「およげ ! たいやきくん」(1976年)辺りをピークに、世代を超えたヒットは急速に影を潜めたのである。
80年代に入ると、大衆はアイドルに熱を上げ、時代はバブルに向かって発熱を続ける。今思えば、弾けるなど夢想もせず、泡の中で浮き足立っていた自分が愚かしくもあり、少し懐かしくもある。Ryo
写真はイメージです。当ブログでは、広く皆さまからのご意見、ご感想を募っております。募集はしておりません(笑)。
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