世田谷の日々陶芸

世田谷区烏山地域で陶芸活動をしていました。

2020年04月

最後に電車に乗ったのが3月下旬だったので、かれこれ1ヶ月の余、濃厚接触は回避している。散歩と買い物を除いて家に籠っていると、TVにも本にも飽き、手持ち無沙汰を持て余す。何かしていないと、追い立てられるようにジタバタする自分にも飽きたとき、何もしなくても良い状態とは、実はとても贅沢なことだと思い至った。無為徒食は時間の不毛な浪費だと刷り込まれていたけれど、何もせず暮らしていられるのは、生き物としてこの上もなく恵まれた状態ではないのかと。外敵を避け、今宵の飯と寝床を探し回る必要もなく(世間では大勢が苦しんでおります)、漫然としていられる極楽にやっと気付いた次第。退屈とは、最高の贅沢だったのだ。コロナ収束まで、ボーッと暮らします。
間もなく、子供の日ですね。Ryo 
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もしも今の内閣が「おそ松くん」一家(松野家)だったら、
⚫️おそ松・・ガメつくセコイいが、何をするのも遅く、結果もお粗末な安倍総理
⚫️カラ松・・カラッとさっぱりしているが、失言ばかりでエラそうな麻生副総理
⚫️チョロ松・・チョロチョロすばしこく動き回るも、閣内別居状態の菅官房長官
⚫️一松・・真面目で意志は強いが唯我独尊の河野防衛大臣
⚫️十四松・・おしゃべりで気が弱く、都知事に振り回される西村経済再生大臣
⚫️トド松・・末っ子の甘えん坊だが存在感の薄い小泉環境大臣 
 と言ったところでしょうか。書いてる私は、さしずめイヤミざんすかね、シェー !!
松葉のような模様が面白い角皿です。Ryo

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日々、夕方の家飲みが、愉しみですが、キュウリの酢のものなんかどうでしょうか。
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村上春樹「猫を棄てる」読了。父親との関係を綴ったエッセイなので、この作家に興味のない方には、余りお薦めしません。個人的に、一番同時代性を感じる作家なので、出自を含めて作品の背景を知ることができて興味深い一冊でした。数ある作品の中でも、「風の歌を聴け」に今でも惹かれるのは、同時期に幼少期を過ごした阪神間の街の空気感(関西でも独特の)がそこにあるからだと改めて納得しました。遠く離れても、人は育った街に影響を受けるものなのですね。
空気感といえば、毎朝散歩で歩く通りの人影の少なさは、まるで、街が泣いているようです。Ryo 

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多少の家事を手伝っても、夫婦二人の生活ではすぐやる事がなくなり、専らWOWOWで映画ばかり観て過ごしております。この1週間でも10本位は観たのですが、老化の進んだ頭では余り記憶に残りません。でも「ポイズン・ローズ」は、ジョン・トラボルタとモーガン・フリーマンが初共演した B 級探偵物で、フィリップ・マーロウを彷彿とさせる主人公と「ロンググッバイ」からの台詞の引用など、レイモンド・チャンドラーへのオマージュが色濃く、ハードボイルド好きの小生は大いに楽しめました。ラストシーンの台詞が、「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」で、私ゃ、殺られてしまいました。
薔薇の絵ではありませんが。Ryo
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